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火曜日の早朝、自宅で、新海誠監督の2007年の日本アニメ映画「秒速5センチメートル」を観ました [映画を観ている]

前の記事で月曜日の早朝に日本アニメ映画「言の葉の庭」を観たことを書きましたが(その時の記事はこちら→http://syoso-chunen.blog.so-net.ne.jp/2016-08-01、その翌日の火曜日の早朝に、今度は同じ新海誠監督の2007年の日本アニメ映画「秒速5センチメートル」を観ました。内容は、「桜花抄」「コスモナウト」「秒速5センチメートル」という短編3話の連作となっており、

桜花抄(おうかしょう)
物語は1990年代前半頃の東京の小学校を舞台に始まる。東京の小学校に通う遠野貴樹と篠原明里は互いに「他人にはわからない特別な想い」を抱き合っていた。小学校卒業と同時に明里は栃木へ転校してしまい、それきり会うことがなくなってしまう。貴樹が中学に入学して半年が経過した夏のある日、栃木の明里から手紙が届く。それをきっかけに文通を重ねるようになる2人。しかしその年の冬に、今度は貴樹が鹿児島へ転校することが決まった。鹿児島と栃木では絶望的に遠い。「もう二度と会えなくなるかもしれない……」そう思った貴樹は、明里に会いに行く決意をする。しかしその約束の日、関東では大雪となった。当初の予定は列車の遅延で大幅に狂い、時間だけがただ残酷に流れていく……。貴樹と明里の、再会と別れの1日を時間経過とともに描く。

コスモナウト
種子島の高校3年生・澄田花苗は、中学2年の春に東京から転校してきたクラスメイトの貴樹に恋をしていたが、その想いを伝えられずにいた。しかも、卒業を間近に控えながら自身の進路も決められず、趣味のサーフィンでも波の上に立つことができないというスランプに陥っていた。そんな折、貴樹が卒業後に東京の大学へ行くと知った花苗は、再び「波の上に立つことができた」そのとき、自身の想いを貴樹に告げようと決心する。

秒速5センチメートル
貴樹は高みを目指そうともがいていたが、それが何の衝動に駆られてなのかはわからなかった。ただひたすら仕事に追われる日々。3年間つき合っていた女性からは「1000回メールしても、心は1センチくらいしか近づけなかった」と言われ、自身の心が彼女に向いていないことを見透かされてしまう。貴樹自身も自分自身の葛藤から、若き迷いへと落ちてゆく。しかし、貴樹の心は今もあの中学生の雪の夜以来ずっと、自身にとって唯一の女性を追い掛け続けていたのだった。一方、明里は……。大人になった彼らの自らへの自問自答を通じて、魂の彷徨を描いた表題作。(以上、「Wikipedia」の解説文からの引用。一部、語尾の変更、文の削除といった編集を行っています)

といったものです。観終えた感想は「言の葉の庭」の時とは違い、残念ながらあまり良いものではありませんでした。どうやら、小説版や漫画版を読めば本作品に対する印象もかなり変わるようですが、映画だけを観る限りでは、貴樹は初恋の人、明里の事が忘れられないにもかかわらず、大人になるまで結局、具体的な行動をとらず、また、そうした想いに囚われていることで、大人になっても、他の女性とのコミュニケーションがうまくいかない、ただそれだけのようにしか見えないのです。それではダメな男の独りよがりな物語ということになってしまいます。

多分、(人によっては)違う見方もできるのでしょうが、私には先に述べたようにしか思えませんでした。ただ、映像作品としてみると、風景描写は本当に美しく、観ていて思わず息を飲みます。その素晴らしさを味わう事が出来ただけで、私は満足しました。

こうして私は今週、新海誠氏の二作品を観ました。最新作の「君の名は。」は8月26日公開とのことですが、こちらも機会を見つけて観てみようと思っています。

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写真は新海誠監督「秒速5センチメートル」(DVD)


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