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昔、読んだ本の中で特に印象に残っている表紙や挿絵について [本を読んでいる]

前の記事で、エドワード・ケアリーの「堆塵館」を読み、著者自身が書いた表紙のイラスト・挿絵がとても印象的だったことを書きましたが、私がこれまで読んだ本の中で特に印象に残っている本の表紙、挿絵といえば、何と言っても創元SF文庫のエドガー・ライス・バローズ(Edgar Rice Burroughs 1875~1950年)の「火星のプリンセス」に始まる火星シリーズやポプラ社の江戸川乱歩(1894年~1965年)「少年探偵」シリーズにおける武部本一郎氏(1914~1980年)によるものです。

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こちらは創元SF文庫「火星のプリンセス」表紙

私が「火星のプリンセス」シリーズを読んだのは確か中学生のときだった(比較的遅くになって、私はこの本を読みました)かと思うのですが、表紙そして挿絵に描かれた火星の美女たちの色気には、少年ながらにも本当にドキドキしたものです(遠い目)。特に表紙に描かれた火星の絶世の美女デジャー・ソリスには心を奪われました。私の理想の女性像はほぼ、この物語とイラストで形成されたといっても過言ではありません。

他に忘れられない本の表紙、挿絵といえば、同じく創元SF文庫のエドワード・エルマー・スミス(Edward Elmer Smith 1890~1965年)の「銀河パトロール隊」から始まるレンズマン・シリーズ、そして、こちらはたしか新潮文庫だったかと思うのですが、星新一(1926~1997年)のショートショート作品集における真鍋博氏(1932~2000)のものが挙げられます。どちらも小学生高学年の時に読んだのですが、これらのイラスト、挿絵の独特の軽妙さと未来性には魅了されました。

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そしてこちらは同じく創元SF文庫レンズマンシリーズ③「第二段階レンズマン」の表紙です。

「火星シリーズ」「レンズマン・シリーズ」共に、スペースオペラ(注)の不朽の名作ですね。少年時代に、こうした作品を夢中になって読み、そして、これらの素晴らしいイラストと挿絵に触れることができたことは、私にとって、とても大切な思い出の一つです。

(注)サイエンス・フィクション (SF)のサブジャンルの一つ。主に(あるいは全体が)宇宙空間で繰り広げられる騎士道物語的な宇宙活劇(以上Wikipedia「スペースオペラ」の解説文からの引用)


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