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横浜駅近くのジャズバーに行ってみました [音楽を聴いている]

先週の火曜日、仕事と社外研修を終えて東京駅から東海道線で横浜駅まで行き、そこから東急東横線に乗りかえて自宅に帰ろうとしたのですが、少し疲れていたせいか、なんとなく飲みたくなってしまい、(これまで行こうと思いながら行っていなかった)横浜駅近くのジャズバーに行ってみることにしました。

横浜駅近くといっても、岡野の交差点に近いところにあるので、駅からは10分程度とそれなりに歩きます。小さな雑居ビルの2階にある、このお店は隠れ家感満載ですね。中はカウンターのみで壁側にはギターが何本か置かれています。お客さんは、この日は常連のミュージシャンや音楽関係者ばかりだったようで、フュージョン系の音楽がかかっていました。

暫く飲んでいると、常連のお客さんたちも帰ってしまい、お店に残ったのは酔いつぶれた一人のお客さんと私だけとなってしまいました。音楽もジャズボーカル(ダイアナ・クラール、シャーデー、ソフィー・ミルマン)にかわり、いかにもジャズバーといった雰囲気になりました。そのまま、また暫く飲んでいると、音楽がヴァイオリンの無伴奏演奏へと変り、(多分、シマノフスキの)小品に続いてバッハの無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第一番がかかりました。思わずマスターに演奏者を尋ねてみると、後藤みどりさんとのこと。ジャズバーでクラシック音楽を聴くのは、蒲田のジャズバー「直立猿人」で、マスターと二人で邦人現代作曲家のオーケストラ曲(作曲者名、作品名共に忘れてしまいました。もしかしたら柴田南雄の「追分節考」だったような気もするのですが・・・)を聴いた時以来です。次にパガニーニの24のカプリース(こちらも多分、演奏は後藤みどりさん)がかかりました。この曲集を聴くのは一体何年ぶりなのでしょう。10年ほど前に次女がヴァイオリンを本格的に習っていたころ、この曲集から何曲かを練習したことがあり、その時に、CDを良く聴いた記憶がありますが、最近はまったく聴いていませんでした。

マスターに訊いてみると、特にジャズだけに拘っている訳ではなく、その時の気分で自分の好きな曲をかけているとのこと。いやあ、なかなか面白いバーです。私は、いつもは横浜駅経由では帰らないのですが、機会を見つけてまた訪れてみようと思います。このジャズバーでハイボールを飲みながら、バッハとパガニーニをしっかりと聴いたのは、私にとって久々の刺激的な音楽体験となりました。

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写真は「BAR Le Jazz」の店内の様子。この写真はHP「横浜バーマップ」(http://www.yokohama-barmap.net/)に掲載されているものです。

マリラ・ジョナスのCDボックスセットを聴いてみました [音楽を聴いている]

6月末にモントリオールに出張中にマリラ・ジョナス(Maryla Jonas 1911~1959年)のCDボックスセットが発売されたことを書きましたが(その時の記事はこちら→http://syoso-chunen.blog.so-net.ne.jp/2017-06-29、8月上旬にやっと入手、機会ある毎に聴いています。私は彼女の録音はすべてアナログ盤で入手して既に何度も聴いているのですが、こうして気軽にCDで、スクラッチノイズなく楽しめるようになり、感激もひとしおです。

私は彼女の演奏に、訳もなく惹かれてしまいます。気がつくといつの間にか夢中になって聴いている自分がいます。彼女の演奏の何が、私をここまで惹きつけるのかは分かりませんが、多分、テンポの摂り方とその微妙なゆらぎに、その秘密が隠されているのではと思います。とはいえ、一旦聴き始めると、見事に心を掴まれてしまい、そんなことはどうでも良くなってしまいます。

本当に大好きです、というか愛してやみません。特にショパンのマズルカ、ノクターン、シューベルトのアンプロンプチュの演奏は最高ですね。他にまだ彼女の録音が遺されていて、今後発掘されることを願うばかりです。真の天才とは彼女のことをいうのでしょう。このCDボックスは私が今、一番大切にしている宝物です。まだ聴いたことがないのでしたら、是非、一度聴いてみてください。絶対後悔しない事を約束します。

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こちらが「The Maryla Jonas Story - Her Complete Piano Recordings Box set」。中のライナーノーツやオリジナルLPジャケットを忠実に再現したCDジャケットもとても素晴らしいものです。

ここ最近はヴァイスのリュート作品をよく聴いています [音楽を聴いている]

先月にも佐藤豊彦(1943年~)による「ヴァイス作品集」(CD)を紹介しましたが(その時の記事はこちら→http://syoso-chunen.blog.so-net.ne.jp/2017-06-23-1、今回はカナダ人のリュート奏者、ミシェル・カルダン(Michel Cardin)による「ロンドン手稿譜によるヴァイス・リュート作品全集」を紹介したいと思います。

ヴァイス(Sylvius Leopold Weiss 1687~1750年)は私が大好きなドイツ後期バロック音楽の作曲家・リュート奏者です。彼の作曲した600曲ほどの作品の殆どはリュートのためのソナタや組曲、舞曲でして、その作品数の多さとその豊かな音楽性から、歴史上、最高のリュート作曲家と言ってよいかと思います。皆さんご存知かとは思いますが、リュートという楽器は18世紀の後半以降、急速に廃れてしまいます。それは市民社会が台頭し、多くの中産階級がコンサートホールといった広い場所で音楽を楽しむようになる中、リュートの音量が小さかったためではないかと思われます。とはいえリュートの繊細かつ典雅な音色はとても魅力的で、私はフランス、ドイツのリュート曲を特に好んで聴きます。特に、暑い日などにリュート曲を聴くと、気分が落ち着き、まるで心地良いそよ風が部屋の中に入ってきたかのような気持ちになります。

このMichel Cardinによるヴァイス・リュート作品全集はCD12枚組で、珍しいリュートとトラベルソのデュエット曲も収録されています。私はかつてはNAXOSから出ていたロバート・バート(Robert Barto 1950年~)による演奏、そして最近はホプキンソン・スミス(Hopkinson Smith 1946年~)やホセ・ミゲル・モレーノ(José Miguel Moreno 1955年~)、佐藤豊彦の演奏でヴァイスのリュート曲を楽しんできました。今回の演奏はロンドン手稿譜の全集ということで、もちろんこれでヴァイスの作品の全てが聴ける訳ではありませんが、それでもこれだけ纏まった形で聴くことができることはとても嬉しいことです。ミシェル・カルダンの演奏も品格のある落ち着いたもので、録音も良く、じっくりと、メランコリーに満ちた精神性の高い、内省的なヴァイスの音楽を堪能することができます。

Amazonですと、このCDボックスセット12枚組を4,280円(2017年7月12日現在)、一枚360円足らずの値段で入手することができます。私はこの全集を聴きながら、これからの暑い夏を涼しく過ごそうとと考えています。CPの高さを考えても、このCDセットは本当にお勧めですよ。

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写真はミシェル・カルダンによる「S. L. WEISS THE COMPLETE LONDON MANUS Original recording remastered, Box set」。ミシェル・カルダンは先ほど私が出張で訪れたカナダ、モントリオールの出身です。

マリラ・ジョナスのCDボックスセットが発売されました [音楽を聴いている]

今週はカナダ、モントリオールに出張しているので、本来でしたらモントリオールの話題を記事にすべきところなのですが、ご容赦ください。というのも、今日、何気なく出張先のオフィスで、仕事の合間にネットを見ていたところ、これまで、何回もブログで記事にした、私がもっとも好きなポーランド出身の女性ピアニスト、マリラ・ジョナス(Maryla Jonas 1911~1959年)の全ての録音を収めたCDボックスセットが発売された事を知ったからです。これは私にとっては、十年に一度あるかどうか位の大ニュースです。

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こちらが今回発売された「The Maryla Jonas Story - Her Complete Piano Recordings Box set」

なんだか夢を見ているようです。マリラ・ジョナスは殆ど知られていないピアニストで、彼女を録音を収めたCDはこれまでPearlから出た一枚だけ、それも現在はとても入手が困難となっています。私はこれまでE-bayで、こつこつ彼女のSP、LPを集めていたのですが、今回、こんな形で発売されるなんて、とても信じられません。

前にも書きましたが、彼女の演奏は軽く聞き流すことができるようなものではなく、魂の深いところから、音楽が湧き出ている上、なんともいえない澄み切った抒情感のようなものも感じられるものです。時空を歪めさせるというか、「時間」の感覚をなくさせるような、そんな不思議な魅力が、彼女の演奏にはあります。その秘密は彼女のテンポの設定と、そのゆらぎにあると思うのですが、一度、聴き始めると、そんな屁理屈なんてどうでもよくなって、彼女の演奏にただただ魅せられてしまいます。

彼女の48年の短い生涯はまさに波乱にとんだものです。TowerRecords Onlineにおける紹介文を以下、引用しますと、

マリラ・ジョナスは、1911年5月、ワルシャワに生まれました。天才的才能を持ったピアニストとして、ジョナスは9歳の時ワルシャワでデビューし、パデレフスキの生徒となりました。彼女は1922年に国際ショパン賞を、翌年にはウィーンのベートーヴェン賞を受賞し、1926年からは全ヨーロッパでリサイタルを開くようになりました。しかし1939年、ナチス・ドイツのポーランド侵攻によって、演奏活動の中断を余儀なくされ、彼女は強制収容所に収監。数週間後、彼女は自分の演奏を聴いたことがあるドイツ人高官の手助けを得て脱走、徒歩で数か月かけてベルリンのブラジル大使館まで325マイルを逃亡。これは後に「奇跡」と伝えられています。そこから、ジョナスはリスボン経由でリオデジャネイロへ亡命しました。肉体的・精神的に疲弊したジョナスは演奏活動をやめ、何カ月もサナトリウムで過ごします。夫、両親、兄弟がナチスに殺されたこともその状況に拍車をかけました。しかし同郷のアルトゥール・ルービンシュタインがジョナスにピアノ演奏への復帰を促したと言われ、1946年2月25日、ニューヨーク、カーネギー・ホールでアメリカ・デビューして成功を収め、ピアニストとして復活したのです。その見事な演奏は、特にニューヨーク・タイムズ紙のオリン・ダウンズや、作曲家でニューヨーク・ヘラルド・トリビューン紙のヴァージル・トムソンといった名うての評論家たちを夢中にさせたのでした。 その約5年後、ジョナスはシューマン「謝肉祭」を演奏中に体調を崩し、舞台袖に戻ったところで倒れました。すぐに回復し、ステージに戻ったジョナスは予定された演目を弾き終えましたが、再び演奏活動から離れ、結局1956年12月のカーネギー・ホールでのリサイタルが、最後の演奏となりました。1959年7月3日、ジョナスは極めて稀な血液の病気で48歳の生涯を閉じました。
(以上、TowerRecords Online HP「注目アイテム紹介」http://tower.jp/article/feature_item/2017/06/23/1106掲載の文章からの引用です)

というものです。

このCDボックスセットを一人でも多くの方に聞いてもらいたいと思います。海外では既に発売されていますが、日本のTowerRecords Onlineの発売予定日は8月4日。CD4枚組で2,216円(2017年6月29日現在)という安さです。収録曲は以下の通り、私の知る限りの、彼女の全ての録音が収められています。さっそく注文したのですが、届くのが本当に楽しみです。

ディスク:1
1. マズルカ 変ロ長調Op. posth. no. 2
2. マズルカ 第49番 ヘ短調Op.68 - 4
3. マズルカ 第43番 ト短調Op.67 - 2
4. マズルカ 第19番 ロ短調Op.30 - 2
5. 夜想曲 ホ短調Op.72 - 1
6. 夜想曲 嬰ハ短調Op. posth
7. ワルツ 第11番 変ト長調Op.70 - 1
8. ワルツ 第13番 変ニ長調Op.70 - 3
9. ワルツ 第9番 変ロ長調Op.71 - 2
10. マズルカ 第48番 ヘ長調Op.68 - 3
11. マズルカ ト長調Op. posth. no. 3
12. マズルカ 第35番 ハ短調Op.56 - 3
13. マズルカ 第27番 ホ短調Op.41 - 2
14. マズルカ 第29番 変イ長調Op.41 - 4
15. マズルカ 第18番 ハ短調Op.30 - 1
16. マズルカ 第16番 変イ長調Op.24 - 3
17. マズルカ 第50番 イ短調「ノートル・タン」Op. posth
18. マズルカ 第21番 嬰ハ短調Op.30 - 4

ディスク:2
1. マズルカ 第11番 ホ短調Op.17 - 2
2. マズルカ 第14番 ト短調Op.24 - 1
3. マズルカ 第13番 イ短調Op.17 - 4
4. マズルカ 第12番 変イ長調Op.17 - 4
5. マズルカ 第36番 イ短調Op.59 - 1
6. マズルカ 第22番 嬰ト短調Op.33 - 1
7. マズルカ 第45番 イ短調Op.67 - 4
8. マズルカ 第41番 嬰ハ短調Op.63 - 3
9. マズルカ 第9番 ハ長調Op.7 - 5
10. 夜想曲 第2番 変ホ長調Op.9 - 2
11. 夜想曲 第9番 ロ長調Op.32 - 1
12. 夜想曲 第6番 ト短調Op.15 - 3
13. 夜想曲 第1番 変ロ短調Op.9 - 1
14. 夜想曲 第15番 ヘ短調Op.55 - 1

ディスク:3
1. ポロネーズ 第1番 嬰ハ短調Op.26 - 1
2. 練習曲 第6番 変ホ短調Op.10 - 6
3. 練習曲 第2番 ヘ短調Op.25 - 2
4. ワルツ 第10番 ロ短調Op.69 - 2
5. 子守歌 変ニ長調Op.57
6. 即興曲 第1番 変イ長調Op.29
7. ワルツ 第7番 嬰ハ短調Op.64 - 2

ディスク:4
1. ヘンデル:『組曲 ト短調 HWV.432』より パッサカリア
2. ドゥシーク(ドゥセック):コンソレーション Op.62
3. J.W.バッハ:カプリッチョ ニ短調
4. モーツァルト:『ピアノ・ソナタ第9番イ長調K.311』より 「トルコ行進曲」
5. シューベルト(リスト編):セレナード S.560
6. ヴァージル・トムソン:『10の練習曲』より「For the Weaker Fingers "Music Box Lullaby"」
7. メンデルスゾーン:無言歌第5巻第1曲ト長調Op.62 - 1「5月のそよ風」
8. メンデルスゾーン:無言歌第8巻第4曲ト短調Op.102 - 4
9. ニコラウス:オルゴール
10. カゼッラ:『子どものための11の小品』より「ボレロ」「ギャロップ」
11. ロッシ:アンダンティーノ ト長調
12. ラモー:『新クラヴサン組曲集』より 「メヌエット ト長調 と ト短調」
13. シューベルト:即興曲 第4番D.899 - 3
(TowerRecords Onlineでは「D.899-4」となっていますが、これは誤りです)
14. シューベルト:『36の独創的舞曲D.365』と『34の感傷的なワルツD.779』より抜粋
15. シューマン:子供の情景 Op.15

日本人のバロック・リュート奏者である佐藤豊彦の「ヴァイス作品集」を聴いてみました [音楽を聴いている]

以前、お茶の水・神保町にある中古CD・レコードショップを訪れ、三枚の中古CDを購入したことを書きましたが(その時の記事はこちら→http://syoso-chunen.blog.so-net.ne.jp/2017-06-21、今回はそのうちの一枚、佐藤豊彦(1943年~)による「ヴァイス作品集」を紹介したいと思います。

このCDは1979年にオランダで録音され、LP三枚組の形で発表された「ヴァイス作品集」の中から佐藤豊彦自身がCD一枚の形で選曲したものです。ヴァイス(Silvius Leopold Wess 1686~1750年)は私の大好きなドイツ後期バロック音楽の作曲家・リュート奏者です。彼の作曲した600曲ほどの作品の殆どはリュートのためのソナタや組曲、舞曲でして、その作品数の多さとそのメランコリーに満ちた類まれな音楽性から、歴史上、最高のリュート作曲家と言ってよいかと思います。

このCDには組曲が三曲とトンボー(故人を追悼する器楽曲)、幻想曲、シャコンヌがそれぞれ一曲づつ収められています。いずれも、佐藤豊彦の、明快かつしっかりとした演奏も相まって、素晴らしいものとなっています(実は最初はピンとこなかったのですが、何回も聴いているうちに素晴らしいと思えるようになってきました)。こうなると、このCDに収められなかった、他のヴァイスの曲の録音も聴いてみたいのですが、どうも入手は困難なようです。

リュート曲初めとするバロック音楽については何と言っても演奏者の解釈によって、曲の印象ががらりと変わることが多いかと思います。これからも色々な奏者の演奏でヴァイスの音楽を楽しんでみようと思った次第です。

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佐藤豊彦「ヴァイス作品集」(CD)

アンデルシェフスキのカーネギーホールでのライブ録音を聴いてみました [音楽を聴いている]

いつも参考にしているクラシック音楽、それもピアノ曲を主に演奏家の視点からを紹介しているブログ「気ままな生活」(すいません、私は勝手に紹介していますが何か問題がありましたらご連絡ください。すぐに削除いたします)で紹介されていて興味を持ち、今回、入手してみたのがポーランド出身のピアニスト、ピョートル・アンデルシェフスキ(Piotr Anderszewski 1969年~)の「 ライヴ・アット・カーネギー・ホール」(CD2枚組)です。私にとっては久々の現役ピアニストの演奏、それもライブ録音ということもあって、わくわくしながら聴き始めました

一聴して、ロマンティックで深みのある丁寧で素晴らしい演奏だと感じ入りました。何と言っても、私の大好きなピアニストであるユーリ・エゴロフ(Youri Egorov 1954~1988年)なみにタッチが美しいです。こんなピアニストがいたのか(それも何度も来日してリサイタルをおこなっているようです)と自らの不勉強を恥じた次第です。このライブ録音ではバッハやベートーヴェンもさることながらシューマン「ウィーンの謝肉祭の道化 作品26」の演奏には驚かされました。私はこの曲については、これまでリヒテル(Sviatoslav Richter 1915~1997年)の演奏で楽しんでいたのですが、アンデルシェフスキの演奏は、こういう弾き方があったのかという驚きがあります。決して奇をてらったものではなく、むしろオーソドックスな、情緒とパッションに溢れた演奏なのですが、何故かとても現代的に感じられるのです。

久々に素晴らしい現役のピアニストの演奏に接することができました。これから折にふれて、彼の演奏を楽しんでみようと思います。特に彼の弾くシューマンが素晴らしかったので、「シューマン/ピアノ作品集」は聴いてみたいです。とはいえYoutubeには数多くの彼の演奏がアップされていて、気軽に彼のシューマンやバッハの素晴らしい演奏を楽しむことができます。その中でも私のお勧めは、先ほど紹介したブログ「気ままな生活」でも紹介されていた「ペダル・ピアノのための練習曲集 作品56」です。これはアンデルシェフスキがピアノ独奏用に編曲したものとのことですが、まるで最初から、このピアノ曲があったかのような自然さを感じさせます。曲、編曲、演奏の三拍子が揃った素晴らしいものです。是非一度聴いてみてください。

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写真はピョートル・アンデルシェフスキ「 ライヴ・アット・カーネギー・ホール」(CD2枚組)。見ての通り彼はとてもハンサムなのですが、自分も自信があるのか、本CD含め、(例のルイス・ミゲルと同様)ジャケット(やジャケット裏)が自分の顔のアップ写真だったりして、そこだけはちょっとなーと思ってしまいました(苦笑)。


こちらがYoutubeにアップされている「ペダル・ピアノのための練習曲集 作品56」

またまた、ルイス・ミゲルのCDを購入してしまいました [音楽を聴いている]

以前、今年の三月に横浜の中古LP・CDショップ(「レコファン横浜西口店」)でルイス・ミゲル(Luis Miguel 1970年~)のCD(「Busca una Mujer」)を購入したことを記事にしましたが(以前、紹介した時の記事はこちら→http://syoso-chunen.blog.so-net.ne.jp/2017-03-01、先週末に同じ中古中古LP・CDショップを訪れた時に、またまた、彼のCD(中古)を購入してしまいました。

今回、購入したのは1996年に発表された「Nada Es Igual」で、彼にとっては17作目のアルバムとなります。残念と言うか幸運なことに、日本では彼の作品はあまり人気がないのか、中古市場でとても安く手に入れることができます。今回も500円を切る価格で購入することができました。私がこうしてルイス・ミゲルのCDを良く購入するのは、値段が安くて手軽に入手できるのが、実は最大の理由だったりします。(汗)

彼の作品は、(「ボレロ」を情緒豊かに歌った「ロマンス」シリーズも含め)とても聴きやすく、明快なものです。悪く言えばワンパターンというかどれも同じ感じ、良く言えば安心感というか、どの作品も期待を裏切らない非常に質の高いラテンポップということになるのですが、どこかで聴いたことのあるような親しみ易いメロディがとても魅力的で、ついつい購入していまいます。もう既に、(きちんと数えたことはないのですが)私は10枚を優に超える彼のCDを持っているかと思います。

彼の歌、特に彼が力いっぱい歌ったバラードは、聴いていて本当に元気がでます。今回、購入したCDはジャケットも、いつもの彼の顔をアップながら、それほどくどさが目立たず良いですね(苦笑)。誰にも薦められるコンテンポラリーなラテンポップの良作だと思います。

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写真はルイス・ミゲル「Nada Es Igual」。中古CDショップに行くと、クラシックとジャズ以外で必ずチェックするのが、このルイス・ミゲルとイヴァン・リンス(Ivan Lins 1945年~ )の二人です。どちらも、魅力的な歌声と親しみやすいメロディが最大の魅力です。

蒲田のジャズ喫茶店で素敵なジャズアルバムを知りました [音楽を聴いている]

先日、久しぶりに東京、蒲田のジャズ喫茶店(「直立猿人」)を訪れたところ、とても素敵なテナーのワンホーン・ジャズが聴こえてきました。慌てて、レコードを確認するとウェイン・ショーター(Wayne Shorter 1933年~)が1966年にブルーノートに吹き込んだ「Adam's Apple」というアルバムでした。

私はウエイン・ショーターのアルバムについては、これまで、それほど聴いていません。ウエイン・ショーターが加入していた60年代のマイルス・デイヴィスクインテットや70年代におけるウェザー・リポートでの演奏はよく聴きましたが、彼のリーダーアルバムとなると記憶に残っているのは、昔、学生時代に聴いた「Native Dancer」と「Super Nova」くらいです。(汗)

この「Adam's Apple」は、ウェイン·ショーター (ts)、ハービー·ハンコック (p)、レジー·ワークマン (b)、ジョー·チェンバーズ (ds)によるワンホーンカルテットの作品です。その音楽は、いかにもジャズ喫茶店で聴くのがぴったりといった感じで、ブルージィな雰囲気が1960年代の香りを醸し出しています。

一部にはこのアルバムをウエイン・ショーターの最高傑作として推す方もいるようですが、さもありなんと思わせます。アルバムのどの曲も素晴らしく、控え目でクールなテナーサックスの音色が冴えわたっています。

この歳になって、素晴らしいジャズアルバムを知ることができました。いつかCD(LP)を入手したいと思います。

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写真はウエイン・ショーター「Adam's Apple」(BlueNote)

また、こちらのジャズ喫茶店では、以前も素晴らしいアルバムを聴かせて貰った思い出があります。それはチャールズ・ミンガス(Charles Mingus 1922~1979年)が1970年10月、パリで録音した「Blue Bird」というLPでして、その、とてもパワフルなミンガスミュージックは深く印象に残っています。この録音は現在「Charles Mingus in Paris」というCD(二枚組)で「Blue Bird」を含むパリでの全セッションを聴くことができるようです。こちらもいつか手に入れたいものです。

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こちらがチャールズ・ミンガス「Blue Bird」

(2017年5月15日追記)
この週末に横浜西口のダイエー内にある中古レコード・CDショップ「レコファン」で、「Blue Bird」の中古レコード(オリジナル盤ながらジャケットに破れあり)が1,450円で売られているのを見つけました。希少盤ですので、この値付けは妥当ながらも、(私にとっては)少々高価だったので購入を断念しました。今後、セール等でもっと安く購入なればゲットすべきか、それとも全セッションが収録されたCDの方を購入した方が良いのか、難しい判断を迫られることになりそうです。

ルイス・ミゲルの中古CDを購入しました [音楽を聴いている]

二月の二週間程の休暇中に、一人立ち寄った横浜駅近くの中古CD・LPショップで、プエルトリコ生まれのメキシコ人歌手であるルイス・ミゲル(Luis Miguel 1970年~)の中古CDがとても安く売られていたので、一枚、購入してみました。

今回、購入したCDは1988年(なんとルイス・ミゲルは当時18歳の若さです)に発表された、彼の通算10作目(!)となる「Busca una Mujer」です。ルイス・ミゲルは私の大好きなラテンポップシンガーでして(以前、紹介した時の記事はこちら→http://syoso-chunen.blog.so-net.ne.jp/2013-01-16、今でも時々手持ちのCDを聴いています。

曲、歌そして演奏もよしと、三拍子揃ったルイス・ミゲルのCDですが、唯一不満というか残念なのはジャケットセンスでして、今回購入したCDのジャケットも、ちょっといただけない感じです。このCDを一目観た家内は、「また、この人のCDを買ったの?」と呆れていました。

でも、曲と歌は本当に素晴らしいものです。もしまだ聴いたことが無いようでしたら、是非一度、彼の音楽、それも「ボレロ」を情緒豊かに歌ったシリーズよりも、むしろ、(彼が元気一杯に歌っている)コンテンポラリーなラテンポップ曲を聴いてみてください。お勧めですよ。

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写真はルイス・ミゲルが1988年に発表したCD「Busca una Mujer」

EWFのバンドリーダーだったモーリス・ホワイトのソロアルバムを聴きました [音楽を聴いている]

以前の記事で二月の休暇中に神保町の中古CDショップを訪れ、ドイツの古典派音楽の作曲家であるカール・フリードリヒ・アーベルのCDを入手したことを書きましたが、その日、神保町の別の中古LPショップでセールとなっていて、500円という安さに惹かれ、つい購入してしまったLPが、アース・ウィンド・アンド・ファイアーのバンドリーダー、モーリス・ホワイト(Maurice White 1941~2016年)が1985年に発表したソロアルバム「Maurice White」(米オリジナル盤)です。

このアルバムはモーリス・ホワイトの唯一のソロアルバムで、収録されている曲である「アイー・ニード・ユー」は珠玉のバラード曲として特に有名です。他の曲も、良い曲ばかりで、まさしくブラックコンテンポラリーの名盤と言ってよいアルバムかと思います。モーリス・ホワイトの声がなんといっても甘く豊かで、うっとりしてしまいます。聴いていて本当に気持ちいいです。

如何にも80年代といった感じですが、今、聴いても不思議と古さを感じないのが素晴らしいですね。自室でじっくりと、このLPを聴きながら、私は少し幸せな気分を味わう事ができました。

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写真はモーリス・ホワイトのソロアルバム「Maurice White」


そしてこちらがYoutubeにアップされているモーリス・ホワイトの「アイー・ニード・ユー」。名曲です。

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