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森本梢子の「高台家の人々」(6巻)を読みました [漫画を読んでいる]

少し前の話になりますが、森本梢子の「高台家の人々」(6巻)を読みました。この漫画は去年、家族から薦められて読んだところ、その面白さにすっかりハマってしまったものです(その時の記事はこちら→http://syoso-chunen.blog.so-net.ne.jp/2016-09-04。今年の初夏に完結編となる6巻が出たことを今頃(8月)になって知り、慌てて家内に訊いてみたところ、「とっくに買ってあるわよ。あなたにも言ったと思うけど…」とのことで(汗)、さっそく借りて読んでみました。

内容はどちらかというと、本編の後日談ともいうべきものでした。ストーリーがしっかりしているので、安心して読めますね。木絵の妄想に少しキレがなかったのは残念でしたが、それでも十分面白かったです。森本梢子さんには是非、続編を書いてもらいたいです。茂子と和正の恋のゆくえや木絵と光正の子供の話を読んでみたいものです。

この「高台家の人々」ですが、老若男女問わず、どんな方にでも薦められる良質なコメディー漫画だと思います。読んでいて、その背後にある作者の暖かい眼差しをひしひしと感じることができます。本当にお勧めですよ。

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写真は「高台家の人々 6 」(マーガレットコミックス)


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森本梢子の「高台家の人々」に続いて、今度は「アシガール」(1~7巻)も読んでみました [漫画を読んでいる]

前に読んだ森本梢子の「高台家の人々」が余りにも面白かったので、この週末、もう一つの連載中の作品である「アシガール」(1~7巻)もTSUTAYAから借りてきて、読んでみました。

速川唯は、遅刻・忘れ物・居眠りの常習犯で恋愛にもオシャレにも関心がないぐうたら女子高生。何の目標もなくなんとなく過ごしていたある日弟の尊がつくったタイムマシンでうっかり戦国の世へ。そして人類史上初の足軽女子高生が誕生した──!
(以上Amazon.co.jp「アシガール 1」-「商品の説明」からの引用)

という、戦国時代を舞台としたラブコメ少女漫画です。なんともたわいもないと言ってしまえばそれまでなのですが(汗)、不思議と、夢中になって読んでしまいます。森本梢子さんの漫画はどれも登場人物、主要なキャラクターの造型が明快な上、ストーリーがしっかりとしているので、とても分かりやすく、読んでいる者の共感を得やすい点が一番の魅力だと思います。と言いながらも、多分、私自身の年齢(もう、おじさん・・・)等も関係しているのでしょうが、私としては「高台家の人々」の方が面白いと感じました。「アシガール」の方は、主人公(女子高生)とお殿様との恋の行方という、シンプルで分かりやすい(少女漫画のまさしく王道の)ストーリーである分、逆に読んでいて飽きてしまうというか、少し単調な印象がしてしまいました。とはいえ、極めてレベルの高い、面白い少女漫画であることは紛れもない事実かと思います。

今回、こうして森本梢子さんの作品を色々と読むことができて、楽しかったです。こんなに夢中になって少女漫画にを読んだのは久しぶりです。

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写真は森本梢子「アシガール 1」(マーガレットコミックス)


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家族の勧めで、森本梢子の「高台家の人々」(1~5巻)を読みました [漫画を読んでいる]

この週末、家内と娘たちからの強い勧めもあり、森本梢子さんの少女マンガ「高台家の人々」(1~5巻)を読んでみました。内容は、

平野木絵は30歳になったばかりの地味めなOL。趣味は妄想。そんな木絵に、イケメン社員・高台光正が近づいてくる。実は光正は人の心が読めるテレパスだった。光正は木絵の妄想と人柄に惹かれ、2人は付き合うことに。婚約にたどり着き、幸せの絶頂にいる木絵だったが、光正が海外に行っている間に、光正の母・由布子から呼び出しを受けると、彼女は木絵を品定め、容姿も平凡で、教養や品格が足りない木絵に「結婚はあきらめてください」と宣言。危機を救うため、イギリスから祖母・アンが帰国し、巧妙な話術により由布子は宣言を撤回、木絵を嫁として教育し始める。
危機が去った木絵と光正。そんな2人を見守る妹・茂子も心が読めてしまうがために、付き合っている浩平との仲が進展せず悩んでいた。しかし、その悩みも木絵にぶっ飛んだ妄想に後押されて吹っ切れる。もはや木絵の妄想は高台家には必須なものとなる。
(以上、Wikipedia「高台家の人々」-解説「あらすじ」からの引用)

といったものです。この漫画、本当に面白いです。何と言っても主人公の妄想が最高です。思わず吹き出してしまう程なのですが、一方でその妄想が主人公の暖かな、優しい人柄を表しているところが良いです。また、ストーリーもしっかりしていて、安心して読むことができました。

とてもレベルの高い、コメディ漫画だと思いました。大人の方なら、誰にでも勧められる漫画だと思います。本当に面白かったです。久しぶりに、心の底から笑うことができました。もし、まだ読んでいらっしゃらないようでしたら、是非、一度読んでみて下さい。お勧めですよ。

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森本梢子「高台家の人々(1)」(マーガレットコミックス)


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病院の図書室から漫画を借りて読んでます(汗) [漫画を読んでいる]

以前にも書きましたが、私が入院しているところは病床数が500床を越える大きな総合病院でして、六階には図書室があり、入院患者はそこから自由に本を借りて読むことができます。そこには、文庫本から大型版の美術書、そして漫画までもが多く収められています。そして、私が借りて読み始めたのが空知英秋の「銀魂」(週刊少年ジャンプ連載、JUMP COMICS)です。(汗)

「銀魂」という漫画のことは、家内と二人の娘がよく話題にしているのを聞いていて、名前だけは知っていました。特に次女はこの漫画がお気に入りのようで、家内に「ねえねえ、ママも好きなんだから全巻、大人買いしよーよ」と、よく持ちかけていました(もちろん、家内は聞き流していましたが・・・・)。そんなこともあって、この図書室に「銀魂」が一巻からずらっと(五十巻くらいまで)並んでいるのに気づき、どんな漫画なんだろうと、とりあえず最初の何巻か借りて読んでみることにしました。

今は十二巻まで読んだところですが、いやあ、この漫画は本当に面白いです。作者本人によると「SF人情なんちゃって時代劇コメディー」ということですが、出てくるキャラクターが皆、魅力的なうえ、何と言ってもギャグが最高で、読みながら、何度もお腹を抱えて笑ってしまいます。また、ギャグばかりという訳ではなく、時々、ストーリーが大きく動くときもあり、物語の展開の面白さ、素晴らしさには感動します。週刊少年ジャンプのキーワードである「友情」「努力」「勝利」のうち、「友情」と「勝利」、そして「勇気」を存分に感じます。何とか入院中に、この図書室にある全てを読破したいなあ、などと思っています。

しかし、私にとって人生の転機になるかもしれない、この大事な時に漫画ばかり読んでいるというのは流石にどうなんでしょう?ちょうど新年度を迎えた今こそ、私もフレッシュな気持ちで新しいことに取り組むべきだと思います。入院するにあたって持参した、英語勉強のための電子辞書やマルセル・プルーストの「失われた時を求めて」、そして中断していた小説書きの再開といったことも、これから少しづつトライしていこうと決意を新たにしたところです。入院当初は検査続きで、とてものんびりする余裕は無かったのですが、今週の火曜日からは投薬による治療も始まり、病室での生活スタイルも落ち着いてきました。家内は「とりあえず、あなたは病気なんだから、無理はしないで、まずは体を直すことに専念してね」と優しい言葉をかけてくれているのですが、その言葉に甘えすぎることなく、(自身にとって)有意義な入院生活を送りたいと思います。

でも、やっぱり「銀魂」、ほんとっ面白過ぎるわー。ちょっと読むのを止められそうにはなさそうかも?(°O゜)☆\(^^;) バキ!

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こちらが病院の図書室の書架に置かれた「銀魂」。流石に、これだけ並んでいると読み応えがありそうです。ちなみに家内によると、(ここにない)五十巻以降は自宅にはあるそうです。家内と娘たちは逆に最初の方を読んでいないらしく、とても羨ましがっていました。

(2016.4.22追記)
今日、「銀魂」44巻を読み終えました。図書室には50巻まであると書きましたが、実際は1~44巻までの全巻はあったものの、その後が48、50巻と飛んでいたので、ここで読むのを中断しました。退院したら、今度は自宅で続きを読もうと思っています。キツイ入院生活のオアシスというか、良い息抜きになりました。面白かったです。さあっ、早く退院しなきゃ。


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手塚治虫の「ブッダ」を読み終えました [漫画を読んでいる]

先週末、病院帰りに寄った古本屋で手塚治虫の「ブッダ」(潮ヴィジュアル文庫)全12巻が2,200円で売られているの見つけてしまい、衝動買いしてしまいました。今週、体調不全の中、一気に読み終えたのですが、久しぶりに豊かな漫画読書経験を得ることができました。

この物語、本当にストーリーが面白いです。なんと、主要な登場人物の殆どが手塚治虫の創作によるものだという点に驚かされます。当初、私はこの漫画を通じてブッダのことを少しでも多く知ることができればと思っていたのですが、その思いは良い意味で裏切られました。さすが手塚治虫、これは彼がブッダの生涯にインスパイヤされて創作した、一大物語なのです。(ブッダも含め)それぞれの登場人物が、なんて魅力的で、また人間臭いのでしょう。共通するのは、悩み、苦しみ、それでも生きていこうとする強い意志であり、この生きていこうとする意思、そのものの価値、素晴らしさを手塚治虫は色々な形で読者の前に示したかったのではと思われます。本当に手塚治虫は素晴らしいストーリーテラーですね。久しぶりに読んだ漫画ですが、とても楽しく夢中になって読むことができました。

潮ビジュアル文庫11巻には精神科医のなだいなだによる解説が載っていたのですが、私にとってはとても示唆に富む内容でした。(今、入院中で手元にないので、記憶のみで書いているので一部間違い等あるかもしれませんが)キリスト教、イスラム教を初めとする主要な宗教が、「他者」である神を信仰するのに対し、仏教は人間中心の宗教であり、昨今の宗教対立すら克服する力を持っている宗教である。その点において、仏教のその先駆性、革新性は今こそ再発見されるべきだといった内容だったかと思います。この文庫の初版が1993年ですから、今から30年以上も前の文章なのですが、ISに始まる現代の状況を鑑みると、今でもまったく色あせることはありません。なだいなだ氏の慧眼に驚かされました。

物語としての「ブッタ」の面白さもさることながら、少し仏教について意識的になってみようかなどと思った次第です。

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写真は手塚治虫「ブッダ」(潮ヴィジュアル文庫)全12巻


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羽海野チカさんの最新刊である「3月のライオン(11)」を読みました [漫画を読んでいる]

先日、発売されたばかりの最新刊である羽海野チカさんの「3月のライオン(11)」を読みました。以前にも書きましたが、この漫画は15歳で将棋のプロ棋士になった少年、桐山零(きりやま れい)と、彼を取り巻く人々との交流を描いた漫画で、家内から薦められて読み、すっかりファンになったものです。

最新刊となる第11巻もとても面白かったのですが、ちょっと勢いが鈍ったかなぁというのが正直な感想でした。これまで登場人物は皆、個性的ながらも「良い人」ばかりだったのですが、本巻では所謂「悪役」とのいうべき人物を巡るエピソードが展開されます。その点が、いままでとは少し違う趣きを与える結果となっています。ストーリーとしての深みは増しているのかも知れませんが、私は、なんとなく、違和感を感じてしまいました。

とはいえ、とても面白い漫画であることには変わりはありません。私は続編が出るのを今から心待ちにしています。

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羽海野チカ「3月のライオン (11)」(ジェッツコミックス)


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昔読んだ少女漫画のこと [漫画を読んでいる]

前の記事で、昔読んだ少年漫画の事を紹介致しましたので、今回は少女漫画のことを書きたいと思います。とはいえ、これまで、私は自ら進んで少女漫画を読むというより、周り(特に姉)からの薦めで少女漫画を読んできました。

私が初めて、少女漫画だと意識して読んだ漫画は、小学校からの幼馴染(男)から、中学一年生の時に勧められた河あきらの「いらかの波」だと思います。その後、中学、高校時代には美内すずえの「ガラスの仮面」等を読んだり、姉の薦めで、大和和紀「はいからさんが通る」や池田理代子「ベルサイユのばら」を読んだりしたのですが、何と言っても私が少女漫画にハマるきっかけになったのは山岸涼子のバレエ漫画「アラベスク」です。これも、当時、東京で下宿生活をしていた姉から薦められて読んだのですが、本当に面白くて素晴らしい漫画でした。私にとっては、未だこの作品を越える少女漫画はありません。そして、この読書体験以降、私は山岸涼子、萩尾望都・大島弓子・竹宮惠子といった、

24年組(にじゅうよねんぐみ)は、昭和24年(1949年)頃の生まれで、1970年代に少女漫画の革新を担った日本の女性漫画家達の一群を指す。
(以上、Wikipedia「24年組」の項目解説文からの引用)

の作品を読み漁るようになりました。その中でも、当時、LaLaで連載を開始していた山岸涼子「日出処の天子」と並んでお気に入りだったのは萩尾望都で、「ポーの一族」「トーマの心臓」「11人いる!」等、夢中になって読みました。

この「花の24年組」の作品群が、なんといても、私の少女漫画体験の中核をなしています。これらを読んだ時期は1980年代前半、ちょうど私が大学生の頃、東京で、姉と一緒に下宿生活を営んでいた時期にあたります。その後、姉が結婚し、私が下宿で一人住いとするようになってからも、吉田秋生の漫画などは好んで読んだりしたのですが、(娘が少女漫画を読むようになる頃まで)次第に少女漫画からは離れてしまいます。そういう意味で、昔読んだ少女漫画に関しては、私は4歳年上の姉の影響を強く受けていたことに改めて気付かされた次第です。

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写真は内田善美「空の色に似ている」(ぶーけコミックス)。この漫画も誰かに勧められて、学生時代に読んだのですが、今でも、もう一度再読してみたいと思う漫画です。内容もさることながら、まるで点彩画のような緻密な画が印象的でした。


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昔読んだ少年漫画のこと [漫画を読んでいる]

最近、羽海野チカさんの漫画(「3月のライオン」「ハチミツとクローバー」)を立て続けに読んだことを書きましたが、今回は私が、大学生ころまでに読み、親しんだ(少年)漫画や漫画家を簡単に御紹介したいと思います。

小学生の時(主に1970年代前半)は低学年の頃は「冒険王」、高学年になってからは「少年サンデー」「少年マガジン」等を良く読んでいた(当時は貸し漫画屋から借りていました)のですが、夢中になったのは何と言っても石ノ森章太郎の「サイボーグ007」(秋田書店)です。これは単行本を全巻持っていて、何度読み返したか分からないほど、読みました。今、思い返してみると、ベトナム戦争が舞台となっていたりと、特に作者の「反戦」への思いが顕著な、なかなかハードな内容だったかと思います。他には、日野日出志(「地獄の子守唄」「蔵六の奇病」等)や楳図かずお(小学生のころは「おろち」でした、「イアラ」は高校生の時に夢中になって読みました)も、親に隠れてよく読んでいました。特に日野日出志の漫画は本当に怖かったです。

中学、高校時代(主に1970年代後半)は白土三平と手塚治虫の漫画を良く読んでいました。小学生の時にテレビ放映された「鉄腕アトム」「ジャングル大帝」や「サスケ」が大のお気に入りだったこともあり、自然と彼らの漫画も読むようになりました。白土三平ですと「忍者武芸帳 影丸伝」「サスケ」「カムイ伝」「カムイ外伝」等、手塚治虫となると余りにも多くて、挙げきれないですが、その中でも印象に残っているのは「人間昆虫記」「時計仕掛けのりんご」「ばるぼら」「鉄の旋律」「地球を呑む」といった大人向けの漫画です。高校生の頃、顕著だった、大人への憧れと大人になることへの不安のようなものが、こうした嗜好に反映されていたのかもしれません。

大学時代(1980年代前半)は、予備校仲間で、当時大阪大学に通っていた友人の影響もあり、「月刊漫画ガロ」とそれに連載していた作家の漫画を良く読んでいました。漫画家では、つげ義春、つげ忠男、泉昌之、蛭子能収、安西水丸、渡辺和博、ひさうちみちお、平口広美等が今でも記憶に残っています(ひさうちみちおや平口広美は「漫画大快楽」誌での連載の方が多かったかもしれません)。大学時代に、その友人と一緒にガロ編集部に遊びに行った(編集部はガラガラで殆ど人もいなかったです)ことも、とても、懐かしい思い出です。Wikipediaによると、当時、「ガロ」は人気が低迷していたそうなのですが、新人漫画家を次々を発掘していて、雑誌自体はとても面白かったです。

こうしてみると、私にとって、(少年)漫画は常にサブカルチャーで在り続けたことに気付かされます。ちょっといかがわしく、怖くて、危なくて、なんとなく隠れて読むもの、それこそが漫画でした。今ですと、2チャンネルやニコニコ動画、アニメやゲームといったところが、そうした役割を果たしているのでしょうが、私のような世代ですと漫画や雑誌といった紙媒体に頼るしかありませんでした。現在ではもう漫画はサブカルチャーとしての役割はほぼ終え、コスプレや同人誌といった周辺領域がサブカルチャーとなっていますね。テクノロジーの進展とインターネットの普及が、こうしたサブカルチャーのあり方自体にも大きな影響を与えたことに、今更ながら、気付かされました。

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写真は鈴木翁二「麦畑野原」(而立書房)。昔、読んだ漫画は全て散逸して(捨てられてしまって)いて、今、九州の実家に残っている漫画はこの一冊だけでした。この漫画は装丁が普通の本のようなので、小説だと勘違いした母親が処分せずに本棚に残していたのだと思います。本書に収録されている「水道眼鏡殺人事件」は、かなりインパクトの強い(グロい)作品でして、読んだ当時(大学生時代)、強烈な印象を受けたことを覚えています。
Wikipediaの「白土三平」の項をみると、「『ガロ』はもともと白土の新作『カムイ伝』のための雑誌として創刊されたもの(以上、Wikipediaからの引用)」との解説があります。そういうことを考慮すると、私は特に中学生の頃から「ガロ」から大きく影響を受けていることになります。
この記事を書いていて、ふと懐かしく思い出したのですが、大友克洋の「GOOD WEATHER」の出版社である奇譚社の不定期刊行の雑誌「奇譚」を当時、大阪大学に通っていた友人と読んでいました。これら(「GOOD WEATHER」「奇譚」)はまだ実家にあるかもしれません。今度、帰省した時に探してみようと思った次第です。
尚、中学、高校生時代は白土三平、手塚治虫以外では、どおくまんの「嗚呼!!花の応援団」や本宮ひろ志の「俺の空」といった、当時流行った漫画も好んで読んでいました。こうしてみると、当時、結構な量の少年漫画を読んでいたことに驚かされますね。


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羽海野チカさんの「ハチミツとクローバー」を読み終えました [漫画を読んでいる]

以前に、羽海野チカさんの漫画「3月のライオン」(1~10巻まで。現在も「ヤングアニマル」に連載中)を読んだことを書きましたが、今度は、家にあった「ハチミツとクローバー」(全10巻完結)も読んでみました。

「青春」という言葉が持つ要素を全て含んでいる漫画だと感じました。一作品として見た場合、一部バランスを欠いているではないかと思われる部分(特に9巻、森田兄弟のエピソード等)もありますが、最終巻での彼(森田弟)の行動を理解する上で必要だったのかなとも思います。一つ一つのエピソードがとても面白く、また、「3月のライオン」もそうなのですが、登場人物が皆、全て魅力的というか、良い人ばかりなのが素晴らしいですね。(お笑いの部分も含め)漫画ならではの魅力を十二分に堪能することができました。

訊いてみると、家族(家内、娘二人)みんな「ハチクロ」の大ファンとのこと。この全巻セットも購入したのはもう5、6年以上前かと思う(みんなから頼まれて私がAmazonに注文しました)のですが、なんとか、こうして家族全員が読了したことになりました。

若い時の、ある時だけの不安定さならではの輝きを、この漫画を読むことによって、私のような中年男でも、また見事に追体験することができました。本当にありがとうございました。

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写真は羽海野チカ「ハチミツとクローバー(全10巻セット)」(集英社)。以前、子供たちが回し読みした結果、何巻か無くなってしまいました。その後、家内が古本屋(ブックオフ)で欠巻分を買い直して、こうして、自宅にはなんとか全巻揃っています。ただ、何故か10巻だけ2冊あるのは御愛嬌です。


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GWが終わり、今日から、またサラリーマンライフの始まりです [漫画を読んでいる]

ゴールデンウィークも昨日で終わり、今日からまたサラリーマンライフの始まりです。今年のゴールデンウィークは、子供たちは、それぞれ友人と遊びに出かけたり、サークル活動に参加したりしていたので、家族みんなで一緒に過ごすことはなかったものの、家内と長女と三人で千葉の館山までドライブしたり、義父母を自宅に呼んで食事をしたり、一日かけて庭仕事をしたりと、それなりに楽しく過ごしました。

そんな中、家内から薦められて、ゴールデンウィーク期間中に読んでみたのが、羽海野チカさんの漫画、「3月のライオン」です。漫画を読むのは去年の四月に楳図かずおの「わたしは真悟」を読んで以来ですから、一年ぶりになります。本当に久しぶりです。最初は本当に面白いのかしらと半信半疑で読み始めたのですが、すっかりハマってしまいました。羽海野チカさんといえば、「ハチミツとクローバー」(私は未読)の作者として知っていたので、最初はてっきり、「3月のライオン」も少女漫画だと思っていたのですが、白泉社が発行している大人(青年)向けの漫画雑誌(「ヤングアニマル」)に連載されているのですね。そのせいもあってか、私のような中高年でもすんなりと作品の世界に入り込むことができました。

作品は、15歳で将棋のプロ棋士になった少年、桐山零(きりやま れい)と、彼を取り巻く人々との交流を描いたものですが、登場人物が幼い子供からおじいちゃんまで色々な年代に亘る上、基本的に皆、「好い人」というか、とても魅力的で、これらの人々が世代の壁を越えて、しっかり絡み合いながら物語が展開されていくので、とても面白く、ストーリーに飽きることがありません。読んでいて元気になるというか、なにかチカラを貰うことができる漫画です。私がまだ八巻まで(2015年5月現在十巻まで単行本がでています)しか読めていませんが、これから九巻、十巻を読むのが、本当に楽しみです。

どんな世代の方にもお勧めできる、とても面白い漫画だと思います。久しぶりの漫画体験でしたが、本当に楽しい時間を過ごすことができました。

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こちらが「3月のライオン 8」 (ジェッツコミックス)。このカバーを見れば、みなさんだって、一体どんな漫画なんだろうと興味を持たれるかと思います。なかなか素晴らしいカバーです。


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