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出張先のモントリオールではブラッディ・シーザーをよく飲みました [旅をしている]

先週、一週間ほどカナダ、モントリオールに出張したのですが、その際にレストランやホテルのバーでよく飲んだカクテルがブラッディ・シーザー(Bloody Caesar)です。これはブラッディ・メアリー(Bloody Mary)の材料であるトマト・ジュースを、クラマト(「クラム(蛤)」と「トマト」を掛け合わせた造語かと思われます)という、蛤のエキスを含んだトマト・ジュースに代えたカクテルです。

一緒に出張した同行者(カナダ、トロント育ちの日本人)によると、ブラッディ・シーザーはカナダではごく一般的なカクテルでありながら、アメリカでブラッディ・シーザーと言って頼んでも、まったく通じなかったそうです。ちょうど出張先で打ち合わせをしたニューヨークから来た同僚(アメリカ人)に訊いてみても、「何それ?」といった感じで、蛤エキス入りのブラッディ・メアリーだと説明すると、嫌な顔をして飲もうとはしませんでした。

でも、これは美味しいです。蛤のエキスが合わさることで、味に旨みと深みが増します。お味噌汁の具等で浅蜊や蛤の味に慣れている日本人とっては馴染みやすいかと思います。私はすっかり気に入ってしまい、出張中、そして帰りのエアカナダの機内でも、このブラッディ・シーザーを楽しみました。

私は横浜の自宅でも時々、ブラッディ・マリーを飲むのですが、トマトジュースではなく、クラマトで割っていました。ですので私はブラッディ・マリーだと思って 、実はこれまでブラッディ・シーザーを飲んでいたことになります。このクラマトですが日本ではなかなか手に入りにくく、一部のスーパー(成城石井)やカルディで時々売られているのを見つけては即買いし、大切に使っていました。

今回、出張中の自由時間にスーパーマーケットを訪れる機会を得たので、早速クラマトの6缶パックを購入、日本に持ち帰った次第です。値段はとても安く、日本では成城石井ですと1缶で260円位しますが、カナダでは6缶パックで320円程度です。また、クラマトは、例えばコストコではペットボトルでも売られているですが、私の場合、もっぱらカクテルでしか利用しないので一回封を切って置いておくとしまうと味が劣化するような気がして、いつもこの缶(163ml)の方を使っています。

是非、機会を見つけて、ブラッディ・シーザーを試してみてください。ブラッディ・マリーよりも美味しいですよ。

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こちらが今回購入したMOTT'S INC社のクラマト トマトジュース。尚、「ブラッディ・シーザー」の由来については、以下のブログ記事が詳しく、またとても興味深いです。是非、こちらも読んでみてください。(勝手に紹介していますが、もし不都合がありましたら連絡下さい。すぐに削除します)
https://plaza.rakuten.co.jp/drambheag/diary/200408150000/

カナダの有名ステーキハウスでモントリオール滞在最後の夕食を楽しみました [旅をしている]

今週はカナダ、モントリオールに出張しています。出張時の楽しみといえば何と言っても食事です。今回もポルトガル料理やイタリア料理、フランス料理などを食べたのですが、モントリオール滞在最後となる昨夜は、ステーキハウス「The Keg Steakhouse + bar」でステーキとロブスターを頂きました。この「The Keg Steakhouse」はカナダ、そしてアメリカにも多くのお店がある有名ステーキハウスチェーン店です。今回、同行者を含め私たち四名で行ったモントリオール旧市街のお店は、高級感があるとまでは言わないまでも、なかなか雰囲気のあるお店でした。ちょうどこの日はカナダの建国150周年の記念日(七月一日)の前日で、今年は振替休日だったこともあり、多くの観光客や地元の人たちで満席となっていて、席に座るまで30分近く待たされるほどの賑わいでした。さっそくサラダとエスカルゴ(これが美味しかった)、そして各々違うステーキとロブスターを注文して皆でシェアしながら食べたのですが、(ステーキ単品だと30~40カナダドル程度というリーズナブルな値段の割には)どのステーキも美味しかったです。

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「The Keg Steakhouse + bar」HP モントリオール旧市街のお店の紹介写真

北米に出張したときは、やっぱりステーキが食べたくなります。アメリカと同様、カナダでもステーキはとてもポピュラーというか定番の料理です。実は、ここモントリオールではこれまで、なかなかおいしいステーキにありつくことができず、少々不満に思っていたのですが、やっと溜飲を下げることができました。サイドメニューとして頼んだ、カナダといえばサーモンと並んで定番となるロブスターも見事で、ステーキとロブスター、そして付け合せが一皿に盛り付けられた様子は、なかなか迫力があります。

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こちらも「The Keg Steakhouse + bar」HP内の料理の写真。美味しそうでしょ?また、このお店でのデザートはチョコレートアイスケーキがお勧めです。北米サイズともいうべき大きさなのですが、何故かペロリを食べれてしまいます。

私にとって、モントリオールに滞在するのは二回目なのですが、(フランス系住民が特に多い)ケベック州の州都ということもあってか、ヨーロッパの香りのする素敵な街です。長身のイケメン、小柄な美女が多いことも特筆すべき特徴でして、目の保養になります(笑)。多分、今回が私の最後のモントリオール出張となるかと思いますが、また機会があれば是非訪れてみたいと思わせる素敵な街です。

海外出張ではなるべく日本航空や全日空といった日本のエアラインを使うのですが、今回はフライトスケジュールの都合もあって、カナダ航空です。帰国の際、現地の空港で日本のエアラインに乗って、いつもの機内の音楽と日本人CAの微笑みにみちた接遇を受けると「ああ、もう日本だ」と安心するのですが、今回は羽田空港に着くまで、「アウェイ」感ともいうべき緊張感に満ちた飛行機の旅になります(苦笑)。これから荷造りをして(今は現地時間で朝の6時過ぎ)5時間後にはもう飛行機の中です。もうあとわずかとなりますが、できるかぎりモントリオールの街の雰囲気を味わいたいと思います。

マリラ・ジョナスのCDボックスセットが発売されました [音楽を聴いている]

今週はカナダ、モントリオールに出張しているので、本来でしたらモントリオールの話題を記事にすべきところなのですが、ご容赦ください。というのも、今日、何気なく出張先のオフィスで、仕事の合間にネットを見ていたところ、これまで、何回もブログで記事にした、私がもっとも好きなポーランド出身の女性ピアニスト、マリラ・ジョナス(Maryla Jonas 1911~1959年)の全ての録音を収めたCDボックスセットが発売された事を知ったからです。これは私にとっては、十年に一度あるかどうか位の大ニュースです。

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こちらが今回発売された「The Maryla Jonas Story - Her Complete Piano Recordings Box set」

なんだか夢を見ているようです。マリラ・ジョナスは殆ど知られていないピアニストで、彼女を録音を収めたCDはこれまでPearlから出た一枚だけ、それも現在はとても入手が困難となっています。私はこれまでE-bayで、こつこつ彼女のSP、LPを集めていたのですが、今回、こんな形で発売されるなんて、とても信じられません。

前にも書きましたが、彼女の演奏は軽く聞き流すことができるようなものではなく、魂の深いところから、音楽が湧き出ている上、なんともいえない澄み切った抒情感のようなものも感じられるものです。時空を歪めさせるというか、「時間」の感覚をなくさせるような、そんな不思議な魅力が、彼女の演奏にはあります。その秘密は彼女のテンポの設定と、そのゆらぎにあると思うのですが、一度、聴き始めると、そんな屁理屈なんてどうでもよくなって、彼女の演奏にただただ魅せられてしまいます。

彼女の48年の短い生涯はまさに波乱にとんだものです。TowerRecords Onlineにおける紹介文を以下、引用しますと、

マリラ・ジョナスは、1911年5月、ワルシャワに生まれました。天才的才能を持ったピアニストとして、ジョナスは9歳の時ワルシャワでデビューし、パデレフスキの生徒となりました。彼女は1922年に国際ショパン賞を、翌年にはウィーンのベートーヴェン賞を受賞し、1926年からは全ヨーロッパでリサイタルを開くようになりました。しかし1939年、ナチス・ドイツのポーランド侵攻によって、演奏活動の中断を余儀なくされ、彼女は強制収容所に収監。数週間後、彼女は自分の演奏を聴いたことがあるドイツ人高官の手助けを得て脱走、徒歩で数か月かけてベルリンのブラジル大使館まで325マイルを逃亡。これは後に「奇跡」と伝えられています。そこから、ジョナスはリスボン経由でリオデジャネイロへ亡命しました。肉体的・精神的に疲弊したジョナスは演奏活動をやめ、何カ月もサナトリウムで過ごします。夫、両親、兄弟がナチスに殺されたこともその状況に拍車をかけました。しかし同郷のアルトゥール・ルービンシュタインがジョナスにピアノ演奏への復帰を促したと言われ、1946年2月25日、ニューヨーク、カーネギー・ホールでアメリカ・デビューして成功を収め、ピアニストとして復活したのです。その見事な演奏は、特にニューヨーク・タイムズ紙のオリン・ダウンズや、作曲家でニューヨーク・ヘラルド・トリビューン紙のヴァージル・トムソンといった名うての評論家たちを夢中にさせたのでした。 その約5年後、ジョナスはシューマン「謝肉祭」を演奏中に体調を崩し、舞台袖に戻ったところで倒れました。すぐに回復し、ステージに戻ったジョナスは予定された演目を弾き終えましたが、再び演奏活動から離れ、結局1956年12月のカーネギー・ホールでのリサイタルが、最後の演奏となりました。1959年7月3日、ジョナスは極めて稀な血液の病気で48歳の生涯を閉じました。
(以上、TowerRecords Online HP「注目アイテム紹介」http://tower.jp/article/feature_item/2017/06/23/1106掲載の文章からの引用です)

というものです。

このCDボックスセットを一人でも多くの方に聞いてもらいたいと思います。海外では既に発売されていますが、日本のTowerRecords Onlineの発売予定日は8月4日。CD4枚組で2,216円(2017年6月29日現在)という安さです。収録曲は以下の通り、私の知る限りの、彼女の全ての録音が収められています。さっそく注文したのですが、届くのが本当に楽しみです。

ディスク:1
1. マズルカ 変ロ長調Op. posth. no. 2
2. マズルカ 第49番 ヘ短調Op.68 - 4
3. マズルカ 第43番 ト短調Op.67 - 2
4. マズルカ 第19番 ロ短調Op.30 - 2
5. 夜想曲 ホ短調Op.72 - 1
6. 夜想曲 嬰ハ短調Op. posth
7. ワルツ 第11番 変ト長調Op.70 - 1
8. ワルツ 第13番 変ニ長調Op.70 - 3
9. ワルツ 第9番 変ロ長調Op.71 - 2
10. マズルカ 第48番 ヘ長調Op.68 - 3
11. マズルカ ト長調Op. posth. no. 3
12. マズルカ 第35番 ハ短調Op.56 - 3
13. マズルカ 第27番 ホ短調Op.41 - 2
14. マズルカ 第29番 変イ長調Op.41 - 4
15. マズルカ 第18番 ハ短調Op.30 - 1
16. マズルカ 第16番 変イ長調Op.24 - 3
17. マズルカ 第50番 イ短調「ノートル・タン」Op. posth
18. マズルカ 第21番 嬰ハ短調Op.30 - 4

ディスク:2
1. マズルカ 第11番 ホ短調Op.17 - 2
2. マズルカ 第14番 ト短調Op.24 - 1
3. マズルカ 第13番 イ短調Op.17 - 4
4. マズルカ 第12番 変イ長調Op.17 - 4
5. マズルカ 第36番 イ短調Op.59 - 1
6. マズルカ 第22番 嬰ト短調Op.33 - 1
7. マズルカ 第45番 イ短調Op.67 - 4
8. マズルカ 第41番 嬰ハ短調Op.63 - 3
9. マズルカ 第9番 ハ長調Op.7 - 5
10. 夜想曲 第2番 変ホ長調Op.9 - 2
11. 夜想曲 第9番 ロ長調Op.32 - 1
12. 夜想曲 第6番 ト短調Op.15 - 3
13. 夜想曲 第1番 変ロ短調Op.9 - 1
14. 夜想曲 第15番 ヘ短調Op.55 - 1

ディスク:3
1. ポロネーズ 第1番 嬰ハ短調Op.26 - 1
2. 練習曲 第6番 変ホ短調Op.10 - 6
3. 練習曲 第2番 ヘ短調Op.25 - 2
4. ワルツ 第10番 ロ短調Op.69 - 2
5. 子守歌 変ニ長調Op.57
6. 即興曲 第1番 変イ長調Op.29
7. ワルツ 第7番 嬰ハ短調Op.64 - 2

ディスク:4
1. ヘンデル:『組曲 ト短調 HWV.432』より パッサカリア
2. ドゥシーク(ドゥセック):コンソレーション Op.62
3. J.W.バッハ:カプリッチョ ニ短調
4. モーツァルト:『ピアノ・ソナタ第9番イ長調K.311』より 「トルコ行進曲」
5. シューベルト(リスト編):セレナード S.560
6. ヴァージル・トムソン:『10の練習曲』より「For the Weaker Fingers "Music Box Lullaby"」
7. メンデルスゾーン:無言歌第5巻第1曲ト長調Op.62 - 1「5月のそよ風」
8. メンデルスゾーン:無言歌第8巻第4曲ト短調Op.102 - 4
9. ニコラウス:オルゴール
10. カゼッラ:『子どものための11の小品』より「ボレロ」「ギャロップ」
11. ロッシ:アンダンティーノ ト長調
12. ラモー:『新クラヴサン組曲集』より 「メヌエット ト長調 と ト短調」
13. シューベルト:即興曲 第4番D.899 - 3
(TowerRecords Onlineでは「D.899-4」となっていますが、これは誤りです)
14. シューベルト:『36の独創的舞曲D.365』と『34の感傷的なワルツD.779』より抜粋
15. シューマン:子供の情景 Op.15

モントリオールに向かう機内で西川美和監督の日本映画「永い言い訳」を観ました [映画を観ている]

昨日から、出張でモントリオールに滞在しています。私にとってモントリオールは二回目の訪問(前回は二年前。その時の記事はこちら→http://syoso-chunen.blog.so-net.ne.jp/2015-09-18となります。今回は一週間程滞在する予定でして、仕事の合間に楽しむこととなるこの街のことについては、これから紹介したいと思いますが、今回は、モントリオールに向かう機内で観た西川美和監督の「永い言い訳」(2016年/日)について、書きたいと思います。

この映画は、いい意味で日本映画らしい良作だと思いました。愛人との不倫中に不慮の事故で妻を失った中年作家の自己再生の話なのですが、何と言っても、この主人公のダメ男ぶりに共感が沸きます。ある意味、現代における中途半端なインテリ系中年男の典型と言えば良いのでしょうか? 自分自身も含め、この主人公を自分とを重ね合わせる方は多いかと思います。そんな、人生を勘違いし、誤魔化しながら生きてきた男が、妻の死に直面し、そして妻も自分をかけらも愛していなかったという事実を知ってから、初めて自身の人生に真正面から向かい合うこととなります。それからの彼の生き方はなんとも不器用なものですが、自ら他者を愛そうとする、その根っこの心根があるからこそ、観ている方は共感を覚えるのでしょう。

ストーリーの終盤、そんな彼が、「家族」の危機を迎えた妻の友人の息子に向かって、「自分を大事にしてくれる人を大切にしないとダメだ。そうしないと、僕みたいに誰も愛せなくなってしまうんだ」と語ります。しかし普通に考えると、この台詞の後半部分はむしろ、「自分を大事にしてくれる人を大切にしないとダメだ。そうしないと、僕みたいに誰からも愛されなくなってしまうんだ」が正しいと思われるのですが、それをわざわざこのように言ったところに、主人公の(自我が目覚めはじめている)友人の息子に対する)優しさ、愛情を感じると共に、勘違いし、誤魔化しながら過ごしてきた自身のこれまでの人生を否定し、これをきっかけに自己再生へと向かおうとする主人公の気持ちを強く反映したものとなっています。そして、こうした主人公の、これまでの自身の人生、ひいては自我の否定の意識は、主人公が妻を失って初めて出版する本の扉に印刷された「人生は他者だ」という言葉へと繋がっていきます。現代において人は「他者」との関わり合わないの中でしか、生きていくことは出来ないのです。そんなことは当たり前だと思われる方もいらっしゃるかと思いますが、私にとっては改めて深く考えることとなりました。

上手く言えないのですが、日本の文芸映画の傾向として、監督の考えや想い、やろうとしていることが、そのまま素直に作品に出ることが多いことが挙げられるかと思います。私にとって、この映画もそういう部分があり、映画を観ていても、その背後にある映画監督の視点を常に意識することとなりました。日本文学における「私小説」からの伝統とでもいうべきこの「自己意識」こそ、日本の文芸映画の特色かと思います。久しぶりの邦画体験でしたが、とても刺激的なものとなりました。今度はこの原作である、監督自身が書いた小説の方も機会を見つけて読んで、もう一度考えてみようと思います。

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映画「永い言い訳」公開ポスター

日本人のバロック・リュート奏者である佐藤豊彦の「ヴァイス作品集」を聴いてみました [音楽を聴いている]

以前、お茶の水・神保町にある中古CD・レコードショップを訪れ、三枚の中古CDを購入したことを書きましたが(その時の記事はこちら→http://syoso-chunen.blog.so-net.ne.jp/2017-06-21、今回はそのうちの一枚、佐藤豊彦(1943年~)による「ヴァイス作品集」を紹介したいと思います。

このCDは1979年にオランダで録音され、LP三枚組の形で発表された「ヴァイス作品集」の中から佐藤豊彦自身がCD一枚の形で選曲したものです。ヴァイス(Silvius Leopold Wess 1686~1750年)は私の大好きなドイツ後期バロック音楽の作曲家・リュート奏者です。彼の作曲した600曲ほどの作品の殆どはリュートのためのソナタや組曲、舞曲でして、その作品数の多さとそのメランコリーに満ちた類まれな音楽性から、歴史上、最高のリュート作曲家と言ってよいかと思います。

このCDには組曲が三曲とトンボー(故人を追悼する器楽曲)、幻想曲、シャコンヌがそれぞれ一曲づつ収められています。いずれも、佐藤豊彦の、明快かつしっかりとした演奏も相まって、素晴らしいものとなっています(実は最初はピンとこなかったのですが、何回も聴いているうちに素晴らしいと思えるようになってきました)。こうなると、このCDに収められなかった、他のヴァイスの曲の録音も聴いてみたいのですが、どうも入手は困難なようです。

リュート曲初めとするバロック音楽については何と言っても演奏者の解釈によって、曲の印象ががらりと変わることが多いかと思います。これからも色々な奏者の演奏でヴァイスの音楽を楽しんでみようと思った次第です。

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佐藤豊彦「ヴァイス作品集」(CD)

WOWOWメンバーズ・オンデマンドがChromecastに対応したことを知り、早速試してみました [●●を使っている]

先日、ネットでとあるニュースサイトを見ていると、WOWOW放送契約者向けの映像配信サービス「WOWOWメンバーズオンデマンド」が、5月24日からChromecastに対応したとの記事を見つけました。私はWOWOWに加入しており、これまでテレビでWOWOW放送を視聴、録画したり、PCやタブレットを使って、オンデマンドで番組を視聴できる「WOWOWメンバーズオンデマンド」のサービスを楽しんでいたのですが、居間の大きなテレビでオンデマンドの番組を観たいと、ずっと思っていたので(ちなみに2年前にテレビでWOWOWオンデマンドを観ようとして見事に撃沈したときの記事ははこちら→http://syoso-chunen.blog.so-net.ne.jp/2014-01-20、このニュースは私にとって本当に嬉しいものでした。

さっそく、三年ほど前に購入しながらも、最近は使わないままでほったらかしとなっていたGoogle社のChromecast(Chromecast2や4K対応のChromecast Ultraではなく、初期型のもの。購入した時の記事はこちら→http://syoso-chunen.blog.so-net.ne.jp/2014-10-06を居間のテレビのHDMI端子に接続、タブレット端末(d-01d)にChromecast、Chromecast AudioといったGoogle Home デバイスのセットアップや管理、操作を行えるアプリ「Google Home」をインストール、既にインストールしていた「WOWOWオンデマンド」アプリを更新した上で起動し、Chromecastへ接続させてみたところ、テレビの大画面にオンデマンド番組が見事に映りました。

現在、WOWOW放送番組の約7割がオンデマンド配信対象となっていて、録画するのを忘れてしまったり、今頃になって観たいと思った過去の(スポーツや映画などの)放送番組を後追いできるこのサービスは本当に便利なのです。それを追加料金を払う事もなく、テレビの大画面に出力できるなんて、まるで夢のようです。

さっそくWOWOWを良く観ている家内にも話したところ、家内もとても喜んでいました。これまでせっせと録画していた手間が省けますね。これで我が家の懸案事項が一つ解決しました。WOWOWさん、本当にありがとうっ!

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久しぶりに平日にお休みを頂きました [遊んでいる]

先週の木曜日ですが、珍しく一日、会社の予定(会議・打ち合わせ等)が何も無かったので有給休暇を取得し、久しぶりに自分がこれまでやりたかったことをして、リフレッシュしました。

まず、図書館に行って、借りていた「ヴァルザーの詩と小品」(この本を読んだ時の記事はこちら→http://syoso-chunen.blog.so-net.ne.jp/2017-06-16の返却と貸出予約をしていた本を受け取り、一人、お茶の水に向かいました。お茶の水・神保町にある中古CD・レコードショップ(「ディスクユニオン」)を三軒(お茶の水駅前店、お茶の水クラシック館、神保町店)ほど巡り、結果、アメリカの現代作曲家ジョン・ケージ(John Cage 1912~1992年)の「Winter Music」(Hat Hut盤)、ウクライナ出身のユダヤ系アメリカ人ピアニスト シューラ・チェルカスキー(Shura Cherkassky 1909~1995年)の「ライヴ(アンコール集)Vol.3」、日本のバロック・リュート奏者である佐藤豊彦(1943年~)による「ヴァイス作品集」といった、私にとって掘り出し物となる中古CDをゲットしました。

この三軒の中古CD・レコードショップを巡ったところで、既にお昼過ぎになっていたので、神保町で昼食をとることにしました。神保町には数多くの美味しいカレー屋があって、いつもどのお店にするか迷うのですが、この日は神保町交差点近くの「欧風カレー ガヴィアル」でビールを飲みながらランチカレーセットを食べ、また中古CD・レコードショップ巡りの再開です。今度は「ササキレコード社」「富士レコード社」を訪れたのですが、これぞという中古CD・レコードには残念ながら出会えませんでした。神保町にはこれらのお店以外にも「レコード社」など多くの中古CD・レコードショップがあるのですが、もう予算オーバーになっていたこともあり、これで今日の中古CD・レコードショップ巡りは終了です。

その後、秋葉原に移動、「ヨドバシカメラ」で以前から欲しかった、BUFFALO社の外部電源供給用ACアダプター(AC-DC5)を購入したあと、また京浜東北線に乗って、今度は東神奈川駅に向かいます。実は東神奈川には、今度、平日お休みを取った時に再訪しようと思っていた居酒屋(「みのかん」)があるのです(最初にこのお店を訪れた時の記事はこちら→http://syoso-chunen.blog.so-net.ne.jp/2012-05-17。このお店は横浜に現存する数少ない市民酒場の一つでして、朝10時から酒を飲むことができます、早速、湯豆腐、おしんこを肴にビール、そしてハイボールを一人で頂きました。他の客も一人客が多く、皆、静かにこのお店の鄙びた趣きと酒を楽しんでいます。本当の酒飲みのためのお店という表現がぴったりの、私にとっては最高のお店です。そうです、今日のメインイベントは実は中古CD・レコードショップ巡りではなく、このお店で酒を飲むことだったのです。

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こちらが東神奈川(仲木戸)の市民酒場「みのかん」

二時間近くこのお店で、ひとり酒を楽しんだのですが、まだ夜には早い時間です。次は何をしようかなあ~と思っていたところ、そういえば大学時代の友人に久しく会っていないことに気付きました。さっそく友人に電話し、夜7時に京浜東北線の関内駅で待ちあわせることにしました。

関内駅の改札で友人と落ち合い、今度は福富町のB級洋食屋の名店「イタリーノ」で白ワインを飲みながらポークチャップ、海老フライ、スパゲッティを食べ語り合い、二次会で同じ通り沿いにある老舗のバー「クライスラー」で〆のハイボールを飲み、こうして私の貴重な平日のお休みは過ぎて行きました。

一年に一、二回あるかという、貴重な平日のお休みでしたが、私なりにとても有意義に過ごすことができました。この日のトータルの出費は一万円程でした。ちょっと贅沢をしてしまいましたね。これから暫くの間は節約しなきゃ。でも、今度はいつ、休もうかな(こらこらっ)。

また、歯周病を発症してしまいました [体のあちこちにがたが来てます]

私は元々、歯がとても丈夫で、幼い時から軽い虫歯以外経験したことがありませんでした。ところが45歳を過ぎたあたりから、少しづつ歯と歯の間の隙間が目立つようになり、47歳になって、やっと重い腰をあげて会社の中にある歯科を訪れたところ、なんと歯槽膿漏と診断されてしまいました。そしてその時は、何回が部位ごとに麻酔をし、歯と歯茎の間の歯石を取る手術を受けて完治、その後も、今日に至るまで八年間、当初は1カ月毎、最近では2カ月毎に歯石の除去等の歯の健康診断を受けながら、歯のチェックを怠りなく行っていました。

先月もいつものように会社の歯科で歯科衛生士さんによるチェックを受けていたところ、思いもかけず一部の歯において軽い歯周病の症状が見られると言われてしまいました。前回、二カ月前の歯のチェックの時にはそんな事は言われなかったので、この二ヶ月間で発症したことになります。

いやあ、参りました。歯周病専門の歯医者さんによると、今回も八年前と同様、麻酔をかけて、歯と歯茎の間の歯石を取る手術を何回かに分けて行うことのこと。正直、気が重いですが、何と言っても一度抜けてしまったら二度と生えてこない歯のことなので、ほったらかす訳にはいきません。

以前にも書きましたが、私は本当に歯医者が苦手なのです。これも繰り返しになりますが、たしか高校生の時に映画「マラソンマン」(原題:Marathon Man 1976年米)で、イギリスの名優ローレンス・オリヴィエ(Laurence Olivier 1907~1989年)が演じる元ナチの歯医者がダスティン・ホフマン(Dustin Hoffman 1937年~)演じるコロンビア大学の大学院生を歯医者の道具を使って拷問するシーンを観てから本当にダメになりました。一生懸命、直してくれようとしている歯医者さんには本当に申し訳ないのは分かっています。私にトラウマを与えたあの映画が悪いのです(でも、映画自体はとても面白いものです)。

そんな私が、かれこれ十年近く、二カ月毎に、嫌なのを我慢して歯のクリーニングを続けたにも関わらず、また歯周病になってしまうなんて…(トホホ…)。とはいえ、これから暫くは続く治療を何とか耐えて頑張らなくちゃと自らを鼓舞する毎日です。

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こちらが映画「マラソンマン」の有名な一シーン。観るだけでブルブルしちゃいます(泣)。現在私が罹っている膠原病(多発性筋炎)と歯周病の関連については、治療薬として、ステロイドと免疫抑制剤(プログラフ)を服用しているため、「易感染性」の影響で感染症である歯周病の悪化の速度が早くなっている可能性があります。また、ステロイドの副作用でもある「糖尿病」も歯周病と関連があるとのことなので、次回、通院の時には主治医に相談してみようと思っています。

一階の居間でも音楽ファイルを楽しめるよう、格安のメディアプレーヤーを購入してみました [購入しました]

普段、自宅では主に手持ちのCDで音楽を楽しんでいるのですが、最近になって、レンタルCDからリッピングしたりと、ハードディスク内に保存された音楽ファイルもかなり増えてきました。三階の自室(屋根裏部屋)ではパソコンをつかって、そうした音楽ファイルの再生を楽しむことができるものの、一階の居間では再生環境がこれまで十分に整っていません。(一応、居間に置いたタブレットではブルートゥース接続したモバイルスピーカーでFLACファイルの再生が可能なものの、本格的なオーディオ装置での再生はできません)

私は、2TBのリムーバブル・ハードディスク(WD HDD ポータブルハードディスク 2TB WD Elements Portable WDBU6Y0020BBK-EESN)で音楽ファイルを管理していまして、ファイルの形式はロスレスであるFLAC形式が殆どです。本来でしたらこれを機に、本格的なネットワークオーディオ環境を構築したいところですが、私の経済環境はきびしい状態が続いており、とても新たにネットワークオーディオプレーヤーを購入する余裕はありません。そんな中、Amazonを見ていると、小型のメディアプレーヤーが3千円程で売られているのを見つけました。これらの製品はテレビとHDMIケーブルで接続し、USBメモリー等をさして、主にメモリー内の動画ファイル再生を楽しむためのものですが、その殆どが音楽ファイルの再生にも対応しています。私の居間のテレビはAVラック内のアンプ(Kenwood R-K1000‐N)とデジタル(オプティカル)接続されているので、テレビの貧弱なスピーカーではなく、このアンプに接続されたスピーカー(chario Academy1)でフルデジタル再生が可能です。このメディアプレーヤーを含め、Amazonで売られているものは、殆どが中華製で何ともあやしい感じもしたのですが(汗)、安さにつられて思い切って購入してみることにしました。

私が購入したのはFOCUSMARTという会社の、型番がFMTHDMD2002、アマゾンでは「超ミニサイズマルチメディアプレーヤー ブラック HDMI端子搭載 簡単接続 SDカード・USBメモリー再生可 HDD接続可 」として販売されているものです。この機種を選んだ理由はFLAC再生が可能な上、外付けHDDは最大2TBまで対応していると謳われていたからで、値段はなんと3270円、これでうまく使えるようだったら、本当にめっけものです。

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こちらが今回、購入したFOCUSMART社のマルチメディアプレーヤー(型番はFMTHDMD2002)

送られてきた荷物の梱包を解くと、タバコの箱位の大きさ(厚みはもっと薄く、タバコの箱の半分位)の小さな機材が出てきました。付属物はリモコンとACアダプター、そしてアナログ接続用のケーブルのみ、さすがにHDMIケーブルは付いていません。本体がこれほど小さいのはICチップ一つで全て処理しているからなのでしょう。なんだか本当にあやしいです(苦笑)。気を取り直して、早速、居間のテレビに接続して音楽ファイルの再生が可能か色々と試してみました。

結果はたしかに音楽(FLAC)ファイルの再生は可能なものの、実用には足りないものでした。まず、私の2TBのリムーバブルハードディスクは接続しても認識してくれませんでした。ハードディスクのアクセスランプは点灯しているのですが、どうも本体のUSBポートから供給される電源が不足しているようです。慌てて、別の、外部電源供給が可能な古いリムーバブルハードディスク(70GB)を接続すると、何とかハードディスクを認識したものの、今度は、FLACファイルの再生にあたって、ファイル指定しての再生は可能でしたが、続けて別ファイルを再生しようとすると本体の設定がうまく効かない上、時にはハードディスクの認識すら失われてしまいます(USBコードを抜き差しするとまた認識します)。これはSDカードを接続したときも同じでして、一回毎にファイルを手動で指定して再生したり、USBコードやSDカードを抜き差しするのはとても面倒で、のんびりと音楽を鑑賞することはとてもできません。

不思議なのは、MP3ファイルでは(ファイルサイズの大小にかかわらず)そうした不具合が起きず、連続再生やループ再生等の連続再生が可能なところです。多分、本体のファームウェア(FLACファイルとの相性)の問題かと思われるのですが、色々と設定を変えたりしながら試したものの、現在までこの不具合は解消されていません。

残念ながら、今回の試みは失敗に終わってしまったようです。無駄遣いをしてしまいました(泣)。ただ、私の場合、ラジオ番組の録音は全てSDカードにてMP3形式で行っているので、録音したラジオ番組を一階の居間のスピーカーで気軽に聴く事ができるようになったのは良かった事だと自分を慰めているところです。今回購入したものは残念ながら(私にとっては)はずれでしたが、FLACファイルの連続再生できる他の機種に運よくあたれば、本当に便利かと思われます。(私には、人柱となって、更に別の機種を試してみる勇気は今のところありません。とはいえ、別の機種で試してみたいという気持ちもまだくすぶっています。こらこらっ)

今後とも格安のメディアプレーヤーについては、アマゾンでのカスタマーレビューのチェックだけは怠らないようにしようと思います。私の試みはまだ始まったばかりです。

(2017年6月22日追記)
この記事を書いてからも、懲りずに2TB以上の外付けリムーバブルハードディスク接続とFLAC再生に対応した安価なメディアプレーヤーを探しているのですが(汗)、どうもプリンストン社の「デジ像 ハイレゾ対応ネットワークメディアプレーヤー」(型番:PAV-MP2YTHR ちなみにPAV-MP2YTの方はFLAC再生に対応していません)が、私のニーズに合っていて、かなり良さそうだと思い始めています。ただし、問題は価格でして(6月22日現在のAmazonでの販売価格は12,544 円)、おいそれと購入する訳にはいきません。今はただひたすら購入資金を用意しようと、節約に勤しむ毎日です。今後、購入したときには、再生状況や使用感について、また詳細に報告しようと考えています。

通勤電車の中で「ヴァルザーの詩と小品」を読み終えました。 [本を読んでいる]

先日、通勤電車の中で、スイスの作家であるロベルト・ヴァルザー(Robert Walser 1878~1956年)の作品を集めた「ヴァルザーの詩と小品」を読み終えました。この本は、

20世紀文学において特異な位置を占めるスイスの作家ヴァルザーは、ベンヤミンが、ブランショが高く評価しながらも、再発見はカフカよりずっと遅れた。カフカの「天井桟敷で」のもとになった散文小品「喝采」をはじめ、兄カールの挿絵全点を収めた『詩篇』の全訳、やはりカールのおそろしく現代的な絵に付された小品などの初訳を含む、ベスト版一巻選集。(以上、「みすず書房」HP 本書紹介文からの引用です)

とのことです。

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「ヴァルザーの詩と小品」(みすず書房)。また本書に収められている兄のカール・ヴァルザーによる挿絵はとても魅力的なものです。

ロベルト・オットー・ヴァルザーはスイスのベルン州ビールに生まれる。兄5人、姉1人、妹1人という子沢山の家庭で、兄の1人カールは後に画家として成功し、弟ロベルトの著作にも挿絵を寄せている。学費が続かなかったことから中学を中退し、銀行員や保険会社に勤めた後に詩作品の発表を始め、リヒャルト・デーメルやヴェーデキントらと交友を持った。作品の大部分は小説とも随筆とも言い難い散文小品(Prosastück)からなり、屋外の情景や日々の物思いを綴り新聞や雑誌に掲載されたのち、幾つもの本にまとめられた。5歳年少のフランツ・カフカは彼の愛読者の1人であった。晩年は幻聴を聴くようになるなど精神を病み、スイスの療養所で20年以上作品を発表することなく暮らしていた。病院の近くの雪山を散策中、心臓発作を起こして急死。(以上「Wikipedia」ロベルト・ヴァルザーの解説文からの引用。一部省略しています)

私は最近、アメリカの作家、レナード・ハント(Laird Hunt 1968年~)の小説を読み、その際に訳者の柴田元幸氏が、レナード・ハントはドイツの作家であるW.G.ゼーバルト(W・G・Sebald 1944~2001年)の影響を強く受けていると紹介していたことから、ゼーバルトのことを何となくネットで調べていたところ、今度はゼーバルトがロベルト・ヴァルザーの熱心な読者であることを知って興味を持ち、本書を図書館から借りてきたものです。結果的にレナード・ハント、W.G.ゼーバルト、ロベルト・ヴァルザーという、国を跨いだ三人の作家の文学的なつながり、関係性を追っていったということになります。

ロベルト・ヴァルザーの本の印象を一言でいえば、「後期ロマン派作家の魂の漂泊」ともいうべきもので、まさしくそれは「孤独な散歩者の夢想」です。書かれている内容は、とても繊細かつロマンティックでありながら、その裏に一ひねりした、屈折した作者の心情がみてとれます、それは「自己」への憐憫と卑下であり、また、彼の作品には、彼が創作した時代、すなわち大戦前のヨーロッパ、の雰囲気、情緒を強く感じることができます。

「魂の漂泊」は、この時代の芸術家の個性というか特徴ではないかと感じます。ゼーバルトが惹かれたのもまさしくこれではないかと思います。作家とはじめ、芸術家は魂が無垢であればあるこそ、漂泊するのでしょう。ロベルト・ヴァルザーの作品を読んでいると、彼の無垢さと感受性の豊かさを感じます。

私は今回、初めてロベルト・ヴァルザーを知りました。こんな素晴らしい作家のことを、これまで知らなかったなんてと自身の無知を恥じた次第です。これから、またチャンスを見つけて、今度は彼の小説(集英社の「世界文学全集 ベラージュ74」と鳥影社「ローベルト・ヴァルザー作品集3」に所収されている「ヤーコプ・フォン・グンテン」)を読んでみたいと思います。今回、とても充実した読書体験を得ることができました。うまく説明できないのですが、この本は私になにか、とても大きな影響を与えたような気がしてなりません。

ちなみに、私が以前、レナード・ハントとゼーバルトの本について書いた記事はこちらです。もし、良かったら読んでみて下さい。

「実家からの帰りの機内でレアード・ハントの「インディアナ、インディアナ」を読み終えました」
 →http://syoso-chunen.blog.so-net.ne.jp/2017-05-30
「会社へ向かう通勤電車の中で、レアード・ハントの「優しい鬼」を読み終えました」
 →http://syoso-chunen.blog.so-net.ne.jp/2017-04-25
「W.G.ゼーバルトの「アウステルリッツ」を読み終えました」
 →http://syoso-chunen.blog.so-net.ne.jp/2014-05-20

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こちらは兄カール・ヴァルザーの書いた油絵。ちなみに彼は1908年にドイツ人作家ベルンハルト・ケラーマンと日本を訪れ、何枚かの絵を遺しています。